ほぼ日課となっているピラティスにウォーキングを足してみたらどうなるか、気になったので実証実験を行いました。
おそらく私だけではないと思いますが、運動習慣を始めたら劇的な体調・体型の変化が起きると期待したことはありませんか?
私もそんな小さくて壮大な願望を持っていたことがありました。しかし、現実はそんなに甘くはなかったのです。
「理想の変化」が起きなかったことに小さく壮大な不満を持った私は、数年前まで習慣になっていた毎朝のウォーキングを再開することにしました。
これはそんな私の10日間取ったデータの検証と記録です。
実験背景
かつて私は、師匠の言葉を信じて
「歩けば脳が活性化する」
「脳を悦ばせると人は必ず成功する」
と、毎日のように1〜2時間歩いていたものです。
しかし、8年ほど前、膝を痛めたりメンタルを崩した結果、私はウォーキングをやめました。
中断したとはいえ、結果的にメンタル病んだ時も最悪の事態は回避できた、という事実があります。
過去の自分が感覚で捉えていたメリットを再び得るために、数年を経ての再開を決意。
せっかくなので「数字で何が見えるか」をテーマに、実証実験の形で取り組みました。なぜなら、あの頃は、体重や体組成のデータは取っていましたが、詳細な検証はしていませんでしたから。
実験内容
- 期間:2025年9月11日〜2025年9月20日(10日間)
- 時間:毎朝40分前後
- 距離:約2.8km
- 平均ペース:14分30秒前後/km
※ 両膝強打して痛めているため、ウォーキングと軽いジョグの中間のような歩き方 - 同時実施:マシンピラティス45分/日
※ 毎朝1〜2時間ウォーキングを推奨されていましたが、今回は40分からのスタート。
速度も決して早くなく、男性ウォーカーに抜かれ小学生ランナーに追い抜かれるペース(苦笑)
でも、今回の目的は「速さ」ではなく「継続とデータ化」なので良いのです…。
10日間の数値変化
- 体重:+0.7kg
- 体脂肪率:-0.3%

一見して「痩せてないじゃん」と感じるかもしれません。(私もそう思いました/笑)
そして、マシンピラティスも並行して行っているため、単純なウォーキング効果とは言い難いかも。
「体重が増えても体脂肪率は下がった」
──ウォーキング+ピラティスの複合効果とはいえ、下がったのは間違い無いのです。
行動面での変化
「メンタルが安定した」と言い切れるほどの実感も、「魔法みたい!」と感じるようなスペシャルなことは、正直まだありません。(あったら良かったんだけどね…)
けれど、今まで手がつけられなくて後回しにしていたことや「めんどくさい」と感じることにも、少しずつ着手できるようになっています。マイナスからの出発だからね。
- WordPressのMySQLバージョンアップ作業に取り組めた
- ふわふわと頭の中にあった案を 実際の形に落とし込み始めた
これは、ウォーキングの恩恵と言って良いかもしれません。
感情がネガティブに振れても
「おいおい、ソレをジーニーに頼んでいいのかい?」
とセルフツッコミ入れられる回数も戻りつつあることも。
歩くことで脳が動き出すという師匠の教えが、こうした小さな行動変化に表れているように感じます。
今後の展望
今回は10日間×40分のウォーキング効果実験でした。
幸い天候に恵まれた(=雨具不要の)中で10日を終えられましたが、今後もそうとは限りません。
努力目標として「毎日」このまま(100日間は)継続し、 期間を延ばす/時間を増やす とどう変化するかを追っていく予定です。
ウォーキングは運動習慣の一つとはいえ、データを取って見ると、行動や思考の変化が浮かび上がります。
そして、そのプロセスを記録すること自体が、私はとても楽しく感じるのです。
もしかしたら、私のライフワーク(のひとつ)なのかもしれません。
まとめ
- 10日間で体重は微増、体脂肪率は減少
- ピラティスとの複合効果が働いている可能性
- 「メンタル安定」と言えるほどではないが、停滞していた作業に着手する変化はあった
歩けば脳が悦ぶ。
その実証は、これから先も続けていきます。
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